現代美術家・山内孝一 ワークショップ

【シンビズム3、関連企画】2019/10/20


山内孝一 トーク&ワークショップ「点を探して」
2時間を3部構成で行いました。その時の概要です。



1部、上田市美術館ホワイエにて
なぜ「点」なのか、今までの作品を映像で振り返りながらのトーク。
オリジンナルのレンズを使いながら参加者の皆さんとレンズの焦点に触れるパフォーマンス

2部、展示会場にて
ススキを使って、重心により同じ素材でもフォルムが変化してしてまうパフォーマンス。
六つ目編みについて説明。
「石を立てる」パフォーマンス、要の小石で重心を探りその小石が置かれる場(点)を探る。

3部、サントミューゼの中庭においてワークショショップ
1部で行ったイメージのレンズの焦点を展開して、野外で大きな仮想レンズを参加者全員で竹を使ってつくる。
直径10mほどの大きな仮想レンズを150㎝程地上より浮かせてそのレンズの下に参加者自身の身体を実際に置いて、各々がそのレンズの焦点になる。
その時の身体の感覚の変化に意識を集中してみる。



以上だったのですが、
今回の台風のため予定が大幅に変更になった為,充分に準備ができなかったにもかかわらず、シンビズムのワーキンググル―プの学芸員の皆様の多大なサポートのお蔭と参加者の主体的で意欲的な姿勢のお蔭で2時間あっという間に過ぎて、とても楽しい時間を共有することができたことに心より感謝致します。

山内孝一